結婚相談所の「お見合い」は、将来、成婚に結びつくかどうかを決める重要なステップです。
お見合いの流れやマナーを知っていないと、せっかくの交際のチャンスを失ってしまい、その先に進むことはできません。

では、スムーズにお見合いをクリアして、交際に進むためにはどうすれば良いのでしょうか?

この記事では、「お見合いの流れ」、「お見合いのマナー」、「お見合いの注意点」、「お見合い終了後の流れ」などについて詳しく解説します。

結婚相談所のお見合いとは?

まず最初に、お見合いとはどのようなものなのか?結婚相談所以外でもあるのかについてみていきます。

お見合いの種類

そもそも、お見合いとは第三者が結婚願望のある男性と女性を引き合わせるもので、親や親戚などの身近な人からの紹介と結婚相談所を通したお見合いの2種類があります。それぞれのお見合いの特徴について詳しくみていきましょう。

親や親戚などの知り合いからの紹介

親や親戚などの知り合いからお相手を紹介され、お見合いをする場合、あなたのことをよく知っている身内がお見合い相手を選びます。

そのため、条件的にも特別かけ離れたお相手を紹介されることは稀で、自分にあったお相手を紹介されるというメリットがあります。

また、仲人が介入しない場合には費用もかからないため、気軽にお見合いに臨むことが可能です。

結婚相談所におけるお見合い

一方、結婚相談所におけるお見合いの意義は少し違います。結婚相談所のお見合いは、身内からの紹介ではなく、自分からお見合いを申し込んだ(あるいは申し込まれた)相手とお見合いをします。

自主的に申し込む相手ですから、最初から結婚を意識した会話ができるのが特徴です。また、お互いに、お見合い前にプロフィールをみることができるため、相手の年収や職業などを事前に知ることが可能です。

結婚相談所のお見合いの流れ

では、結婚相談所のお見合いはどのような流れで行われるのでしょうか。ここでは、一般的なお見合いの流れについて解説します。

①待ち合わせ

結婚相談所のお見合いは、仲人が同席するケースもありますが多くの場合2人きりで行います。ホテルのラウンジやカフェ、レストランなどの落ち着いた場所で待ち合わせをします。

お見合い会場や時間については、お互いのカウンセラーがそれぞれ会員に確認し、予約をしてくれます。当日は待ち合わせの場所に行くだけでお見合いができます。

事前に会場の場所を確認し、当日は遅刻しないように15分前には会場に着くようにするとよいでしょう。

②挨拶・自己紹介

2人が会場に着いたら、まずは簡単な挨拶をします。自己紹介をすると同時に、「今日は貴重な時間をありがとうございます」など、来てくれたことに感謝の言葉を伝えます。
この段階では、2人とも緊張しているので、できるだけ笑顔で自己紹介をするとよいでしょう。

③着席・飲み物注文

お互いの挨拶が済んだら、着席して飲み物を注文します。飲み物はお相手の希望を聞いて、珈琲や紅茶といった無難なものがよいです。

この際に、店員に横柄な態度をとったりすると相手によくない印象をあたえてしまうので、誠実な態度でスマートに注文するように心がけましょう。

④1時間ほどの歓談

注文を済ませたところから、改めて自己紹介を始めます。一般的には男性が最初に自己紹介をして、続いて女性が話すという順番になります。
話題は、軽い話題から話しはじめ、プロフィールについての質問などに話題を変えていくのがスムーズです。

この時、自分の中でこんな質問をしたら相手はどのような回答をするかを考えておき、その答えを膨らませるような話題も用意しておくと会話が弾みます。

会話のポイントは、できるだけ相手のことを質問することです。質問される側も、「この人は自分のことに興味をもってくれているのだな…」と思ってくれるため、心理的な距離が縮まります。

歓談の時間は1時間ですが、話の内容や盛り上がり方によっては、多少時間が前後しても構いません。

⑤会計を済ませて退店

歓談が終わったら、すみやかに会計を済ませて会場を出ます。結婚相談所のお見合いでは、主に男性が払うことが多いですが、結婚相談所によっては割り勘をすすめられることもあるため、そこは担当カウンセラーと事前に打ち合わせしておくとよいでしょう。

会計を済ませ、店をでたとき、もし次のデートに進みたい場合は、「今日はとても楽しい時間を有り難うございます、ぜひまたお話したいです」というような意思表示をしておくと、お相手もあなたの気持ちを理解してくれるので効果的です。

⑥結婚相談所への終了報告

最終的にお見合いが終わったら、必ず結婚相談所にお見合い終了の連絡を入れます。このときに、継続してお付き合いしたいか、ここでお断りをするかを明確に担当者に伝えます。

まだ、気持ちの整理がつかない場合には、少し時間をおいてから連絡する旨、担当者に連絡しておくとよいでしょう。

結婚相談所のお見合いのマナー

お見合いの流れがわかったところで、次はお見合いの席でのマナーについてみていきましょう。結婚を目指している男女が初対面で出会うため、マナーを守ることはとても重要です。
ここでは、服装、待ち合わせ、時間、会話などについて詳しく解説します。

お見合い当日の服装

お見合い当日の服装は、あまり奇抜すぎないコンサバティブな服装を心がけることが重要です。お見合いは服装や髪型であなたの第一印象が決まってしまいます。

男性であれば、スーツやジャケットが基本です。色は、ネイビーかグレーが落ち着いて見えるため、好まれます。

女性の場合は、ワンピースやブラウスにスカートといったベーシックな服装が好まれます。色は派手な色は避け、白やピンク、淡いブルーにすると明るい印象を相手にあたえることができます。

お見合いの待ち合わせ

お見合いの待ち合わせでは遅刻は厳禁です。お互い初対面で、お相手のことをまだよく知らない関係なので、最低限遅刻はしないようにしましょう。

待ち合わせの場所には事前に予約をとっておき、できれば15分前には店に着くように家を出ます。天候や道路の混み具合を考えて最悪な場合も想定しておきましょう。

また、どうしても電車の遅れなどで遅れる場合には、自分の担当者に連絡し遅れる旨を相手のカウンセラーを通してお相手に伝えてもらいます。

お見合いの時間

お見合いの時間は一般的に1時間前後が理想と言われています。あまり長すぎるとお互いに疲れてしまい、話題も持ちません。また、逆に短すぎると「自分に興味がないのかな…」と思われてしまいます。

もし、早めに話題がなくなってしまっても1時間はその場で過ごすようにしましょう。会話が盛り上がって1時間では区切りがつかない場合には多少延長してお話してもよいですが、30分を越えない程度にしておきましょう。

お見合いの会話マナー

お見合い時の会話では、あまり相手の込み入ったプライベート情報を聞かないようにしましょう。いくら、結婚前提とはいえ、最初から「年収はいくら?」「残業はどのくらい?」「何処に住んでいるの?」など立ち入った話はNGです。

あくまで、プロフィールに書いてある内容を膨らませるような会話が理想的です。また、例え、意見が食い違うことがあっても、相手のことを否定したり、自分が正しいと言い張ったりすることは避けた方が無難です。

話が苦手な人は、自分から話さずに相手に話させるようにいくつかの質問を事前に用意しておくことはとても重要です。
くれぐれも、宗教やお金の話はお見合いの席では話さないようにしましょう。

お見合いの会計マナー

お見合いの喫茶代を男性が払うのか、割り勘にするのかの判断はとても気をつかうものです。
以前は、男性が払うのが普通でしたが、最近では割り勘にするケースも増えており、事前に自分の担当者に確認しておくか、そのときの流れで判断するようにしましょう。

もし、相手が支払をしてくれた場合には、必ず「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」とひと言お礼を伝えましょう。

結婚相談所ミライノでは、お見合いの仕方を詳しくレクチャーしています。当日の服装から、会話の内容、相手に聞いておきたい質問事項などを事前に会員さまと打ち合わせて、万全の準備でお見合いに臨むことができます。
ぜひ、お気軽に無料相談をうけてみてください。

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結婚相談所のお見合いの注意点

結婚相談所のお見合いは、お互いの第一印象が決まってしまう大切な時間です。ここで、印象が悪いとその先に進むことは困難です。
そうならないためにも、お見合いでの注意点についてみていきます。

遅刻は厳禁

繰り返しになりますが、お見合いに遅刻は厳禁です。「この人は最初から遅刻してきて真剣味が足りない」と思われてしまうと、ずっとその印象を持たれてしまいます。いくら、会話がうまくいっても、この第一印象は必ず残ります。

15分前には会場に着いて、周りの状況を把握しておく程度の余裕をもって行動するようにしましょう。

服装はTPOに合ったものを

お見合いの服装は、派手過ぎず地味過ぎないものが理想です。男女ともに結婚相手に望むのは清潔感のある人という結果があります。

そのためには、男性は紺のブレザーにパンツ、女性は白のワンピースやブラウス&スカートが理想です。もちろん、これでは個性がありませんが、お見合いは、就職の面接と同じと考えれば最初は個性を出さなくても、お付き合いが始まってから、自分なりのファッションを身につけていくことは可能です。

お相手のプロフィールはじっくり読み込む

よく、お見合いの席で何を話してよいかわからずに、無言のまま時間が過ぎたという人がいます。これは、実にもったいない話です。せっかく、お見合いまでこぎつけた相手との距離を縮めるには会話を楽しむだけでいいのです。

そのためには、「できるだけ相手に話させる」ことを意識しましょう。
プロフィールに「旅行が趣味」と買いてあれば、それをフックに「最近はどちらに旅行行かれたのですか?」とか「今までで1番良かった場所はどこですか?」など、あらかじめプロフィールをじっくり読み込み、相手に聞きたい質問を紙に書いておくとよいでしょう。

当日は緊張で記憶が飛ぶこともあります。紙に書いておくことで、そのメモを見ながら話をすることができ、緊張も和らぐのでおすすめです。

結婚相談所のお見合いを成立させるためのポイント

では、具体的にお見合いを成立させるためのポイントについて深掘りしてみましょう。

自分で話すより相手に話させる

繰り返しになりますが、お見合い当日は自分で話そうと思ってはいけません。自分は良き質問者となり、相手のことを聞き出す気持ちで質問をすることに徹しましょう。

気になるお相手から質問されることは、男女ともに自分に興味をもってくれているのかなという安心感を与えることができます。
そのためには、まずお相手のプロフィールをしっかり読んでおきましょう。

常に笑顔を心がける

男女ともに、笑顔は相手の緊張を和らげてくれます。特に女性の笑顔は男性の緊張を癒やし、可愛らしさを演出できるのでとても効果的です。

例え、会話が上手くいかなくても相手の表情が笑顔であれば、お見合いの時間はそれほど苦痛ではないものです。
お見合いの席では、できるだけ笑顔を心がけるようにしましょう。

プライベートに深入りしない

お見合いの席は、実際に顔を合わせてプロフィール内容を擦り合わせるのが目的です。ここで、お金の話や家族や仕事のことを深く質問することはNGです。特に宗教などセンシティブなことは絶対にお見合いの席では話さないようにしましょう。

プライベートな質問は、お見合いが上手くいき交際が始まってからでも遅くはありません。
お見合いの席は、あくまで顔合わせという気持ちで臨みましょう。

お見合い終了後の流れ

お見合い終了後は、緊張の糸が切れてどっと疲れがでてしまうこともあるでしょう。しかし、お見合いが終わったら、この人とこの先交際を続けて行くべきかをよく判断し、それを自分の結婚相談所に報告しなければなりません。ここでは、お見合い終了後にやるべきステップを紹介します。

「OK」か「お断り」の意思を伝える

まず、やるべきことは、お見合い相手にまた会いたいかどうか?を自分の中でキチンと決めることです。

会話が盛り上がって、また会ってみたいと思うのか、もう、これでお断りしたいのかを自分で決めます。中には、どうにも決めかねるというケースもあるかもしれません。
そのようなときは、最終判断をするまで少し待って欲しいと自分の担当カウンセラーに報告しておきましょう。

お見合いは一期一会です。相手を減点方式ではなく加点方式で見ることで、どんどん好きになることもあります。
お付き合いに進むかどうかは、ある程度時間をとってじっくりと考えましょう。

仮交際のデート日程を決める

「この人とまた会って話したい」となり、相手もまた同じ気持ちであれば晴れて仮交際に進みます。仮交際というのは、お互いをよく知るための交際と考えましょう。

仮交際は複数のお相手と同時進行でできるため、気軽に仮交際を進めるのがポイントです。
もちろん、仮交際中でも新たなお相手に申し込みをすることも可能です。

仮交際をはじめる

仮交際を決めたら、週に1,2度のペースでデートをしましょう。LINEなども交換し、できるだけ相手のことを知るためにもデートの回数は重要です。仮交際の期間は平均で1〜2ヶ月程度が目安です。
仮交際を経て、最終的に真剣交際に進むかどうかを判断します。

真剣交際に進む

仮交際期間を過ぎて、お互いにこの人と結婚を考えてもよいという気持ちになれば、真剣交際に進みます。
真剣交際は仮交際とは異なり、結婚を前提とした交際になります。

そのため、真剣交際中は別のお相手に申し込みをしたり、複数の人とお付き合いをすることはできません。期間は1〜2ヶ月程度です。

成婚退会

真剣交際の中で、お互いの結婚観や将来への気持ちの擦り合わせができ、お互いの両親にも会い、結婚する報告ができたら、晴れて成婚退会となります。

成婚退会の定義は、結婚相談所によって異なるため、どの時点を成婚退会とするかは事前に自分のカウンセラーに確認しておきましょう。

まとめ:結婚相談所のお見合いを成立させるには事前準備を万全に!

ここまで、「お見合いの流れ」、「お見合いのマナー」、「お見合いの注意点」、「お見合い終了後の流れ」などについてみてきました。

お見合いには、親や親戚からの紹介のお見合いと結婚相談所を通してのお見合いの2種類があり、結婚相談所のお見合いは、自ら申し込んだ相手とお見合いできることから、より成婚に近いことが分かりました。

結婚相談所のお見合いでは、必ず会場には遅刻しないように余裕を持って向かうことが重要です。服装はできるだけ派手なものは避け、コンサバティブな服装を心がけましょう。
お見合いでお互いの第一印象が決まります。第一印象をよくするためには、笑顔で明るく話すことを心がけるとよいでしょう。

そうはいっても、婚活で初対面の人とどんな会話をしていいのか?どのような服装がいいのかは、自分では分からないことも多いでしょう。

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