結婚相談所に入会したら、どのくらいの期間で真剣交際までたどりつくのでしょうか。

出会いから付き合うまでの期間は人それぞれですが、結婚相談所の場合は最大6ヶ月という期間が決められています。
この最大6ヶ月という期間は、短いのでしょうか?それとも長いのでしょうか。

この記事では、「結婚相談所に入会してから結婚を前提としたお付き合いに進むまでのステップ」や「仮交際を始めたらやっておくべきポイント」、「成婚退会に進むまでの期間」について解説します。

結婚相談所で「付き合う」の意味は2つある

結婚相談所で「付き合う」の意味には、「仮交際」と「真剣交際」の2つがあります。付き合っているのに変わりはありませんが、仮交際と真剣交際では意味合いが違います。ここでは、その違いについてみていきましょう。

仮交際

結婚相談所でよく使われる「仮交際」の意味は、お見合いでお互いに「次にまた会ってみたい」となったときに、よりお相手のことを理解するための交際です。そのため、仮交際の段階では、カップルになった異性の他にも複数のお相手と仮交際をすることができます。
つまり、仮交際はお見合いで聞けなかったことを質問したり、電話やメール、そして軽いデートをする中で相手の人柄や価値観を確認するための期間だといえるでしょう。

また、別の方へのお見合いの申し込みも自由にできるのも特徴です。

真剣交際

一方、「真剣交際」は仮交際で性格や人柄が分かった上で、「この人となら真剣に結婚を考えてもいい」というお相手1人と、結婚を前提としたお付き合いをすることです。

真剣交際に入ると、仮交際のように複数のお相手とのお付き合いはできなくなり、新規でもお申し込みもNGです。

真剣交際の目的は、「将来2人でどのような家庭を築いていきたいのか?」「子どもは何人欲しいのか?」や、「お互いの両親や親戚との関係」などを確認し、2人の気持ちが固まれば、どちらかがプロポーズをして成婚退会へと進みます。

結婚相談所でお見合いから真剣交際までのステップは?

では、ここで結婚相談所でのお見合いから真剣交際までのステップについて解説します。
結婚相談所によって多少の違いはありますが、基本的にはほぼ一緒なのでよく理解しておいてください。

  1. 結婚相談所に入会して、プロフィールを作成、登録します。
  2. 担当のカウンセラーと婚活プランを作成し、希望のお相手の明確にします。
  3. 気になるお相手がいれば、お見合い申し込みを行いマッチングすればお見合いに進みます。
  4. お見合い後、お互いに好印象であれば、引き続き仮交際に入ります。
  5. 仮交際期間で真剣に結婚を考えられるお相手であれば真剣交際に入ります。

これが、結婚相談所のお見合いから真剣交際までの流れになります。出会ってからお付き合いを始めるのは、お見合い後の仮交際がスタートになり、真剣交際と合わせて最大6ヶ月の間がお付き合いをする期間になります。

お見合いから仮交際に進めるための3つのポイント

ここまで、結婚相談所で真剣交際に進むための具体的ステップを見てきました。その中でももっとも重要なのが「お見合い」から仮交際に進めるかどうかです。

ここでは、お見合いから仮交際に進めるための3つのステップについて解説します。

①プロフィールを充実させる

お見合いに進むためには、まず自分のプロフィールを充実させる必要があります。
結婚相談所のシステムでは、お相手の情報がプロフィールに詳しく記載されていますのでしっかりしたプロフィールを作るよう心がけましょう。

そこに載っている写真や自己紹介文、そして年収や年齢などの情報を見て、「この人となら会ってもいいかな…」と思われることが重要です。

ここで、お相手の興味を引くことができれば確実にお見合いに発展します。
プロフィールは、必ず担当カウンセラーにも見てもらい第三者的な意見を聞きながら充実させていくことが重要です。

結婚相談所ではプロフィール作成は非常に重要な作業です。
結婚相談所ミライノでは、お見合いに繋がるプロフィール写真の撮り方や自己紹介文の書き方をアドバイスしたりお手伝いしたりするサポートが充実しています。

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②お見合い当日の身だしなみは非常に重要

お見合いの席では、身だしなみが非常に重要です。相手の印象は会って数秒で決まると言われています。そして、そのときの第一印象は、この先も先入観として残ってしまうのです。

そのためにも、このファーストステップで悪い印象を持たれないためにも服装や髪型といった身だしなみには十分注意をしましょう。

男性は清潔感のある髪型にセットアップスーツやブレザーにパンツというスタイル、女性はあまり派手でないワンピースやブラウスにスカートがおすすめです。
お見合いの席の服装は清潔感のあるものを選びましょう。

③お見合い当日までにお相手のプロフィールを読み込む

お互いに初対面だと、緊張して話しがうまくできないこともあります。そうならないためにも、お見合い当日までにはお相手のプロフィールをじっくりと読み込みましょう。

趣味がキャンプと書いてあれば、「週末はどのような所にキャンプに行かれるのですか?」などお相手に質問することができます。質問された方も、自分のことを分かっていてくれて嬉しい気持ちになり、次第に会話が弾みます。このように、事前の準備が功を奏すのです。

仮交際が成立したらやるべきこと5つ

お見合いをして、「まだ話し足らなかった」「もう一度会ってお話がしたい」となれば、仮交際に進みます。

仮交際は、結婚相談所ではお互いの人柄を知るための期間になります。この期間を無駄にしないためにも以下のようなポイントをしっかり頭に入れておきましょう。

  • 週に1回程度のデートでお互いの相性を確認する
  • 結婚後の将来のイメージを重ね合わせる
  • お互いの金銭感覚が合うかどうか確認しておく
  • 両親や家族構成を知っておく
  • 子どもについての考え方を擦り合わせる

では、それぞれ詳しくみていきましょう。

①週に1回程度のデートでお互いの相性を確認

仮交際には言ったら、週に1度程度食事やお茶などの軽いデートをして、お相手との相性が合うかを確認しておきましょう。

会話のリズムや物事の考え方、そして一緒に居て疲れないかどうかなどをチェックしておくことが重要です。

②結婚後の将来のイメージを重ね合わせる

真剣交際では具体的な結婚のイメージを話し合いますが、仮交際のうちにどんな家庭を築きたいかは確認しておくとよいでしょう。

例えば、相手が転勤族だったり、将来サラリーマンを辞めて事業をしたいなど、プロフィールに書いていない情報を聞くことが可能です。

③お互いの金銭感覚のズレを確認

結婚すると、金銭感覚のズレはとても大きな溝を生んでしまいます。給料が入ったら、美味しいものを食べにいって大枚をはたいてしまう人と、毎日家計簿をつけて将来のための預金をする人とでは、かならず何処かで意見が衝突してしまいます。

そうならないためにも、仮交際のうちにお相手との金銭感覚にズレがないかを確認しておきましょう。

④両親や家族構成を知っておく

仮交際に入ったら、お互いの両親は健在なのか、どのような家族構成で育ってきたのかをそれとなく聞いておくとよいでしょう。

深入りするのはNGですが、軽く聞いておくことで病気で介護が必要になりそうな両親がいるとか、将来、姉夫婦と一緒に同居しなければならないなどの情報を聞くことができます。

⑤子供についての考え方を擦り合わせる

結婚したら子供が欲しいと思っていたら、お相手は子供は要らないというタイプの人だったということも、少なくありません。

最近では必ずしも子供を作らないカップルも多く結婚=子供という時代では無くなっているため、子供に対する考え方も仮交際のうちに確認しておくと、真剣交際にスムーズに移行できるでしょう。

仮交際から真剣交際に進むための注意点

仮交際が終了し、いざ真剣交際に進むという段階でいくつか注意しておきたいことがあります。ここでは、仮交際から真剣交際に進むための注意点についてみていきましょう。

仮交際開始から3ヶ月以内に結論をだす

結婚相談所には3ヶ月ルールというものがあります。それは、仮交際に入ったら3ヶ月を目安にそのお相手と成婚するかどうかを決めるというルールです。つまり、お付き合いを始めて3ヶ月で結婚するかどうかを決めなければなりません。
(仮交際と真剣交際合わせて最大6ヶ月の期間があります)
(3か月ルールはあくまでも目安です)

そのためには、できるだけ数多くのデートを重ね、1回1回のデートでお互いのことをよく知ることが大切です。

仮交際中のスキンシップは控える

仮交際では、お相手の手を握ったり肩を抱いたりといったスキンシップはお相手の気持ちを考えながら慎重に行いましょう。お相手によっては、なんて馴れ馴れしいんだと不快に思われてしまうかもしれません。

また、結婚相談所では、真剣交際に進んでも婚前交渉や宿泊を伴う旅行は禁じられていますいますので、お付き合いの間はできるだけ冷静にお相手の人柄を見極めるようにしましょう。

相手が複数の人と仮交際しているかは触れない

仮交際中は、複数のお相手と同時進行でお付き合いが可能です。しかし、わざわざお相手に、「今、私以外に何人の方とお付き合いしているのですか?」と聞くのはナンセンスです。お互いにそのようなデリケートな話題には触れないようにしましょう。

不安点はすぐに担当仲人に相談する

もし、仮交際中に自分ではどうして良いのか分からないトラブルがあったり、不安に思うことがあれば、すぐに担当仲人に相談することも重要です。
婚活はお互いに慣れていない同士だと、思わぬ方向に行ってしまうことも多々あります。

そんなときには、婚活のプロである担当仲人の力を借りることで不安を払拭してもらいましょう。

真剣交際に進むのは交際3ヶ月以内がいい理由

結婚相談所には、お付き合いから成婚退会するまでの期間を3ヶ月とする3ヶ月ルールがあります。では、なぜ3ヶ月という短い期間にお相手を見極めなければならないのでしょうか。

その答えは、真剣に結婚を考えている男女がお互いを深く理解できるためのおおよその期間が3ヶ月と設定されているからです。1ヶ月では短すぎますし、半年、1年では長すぎてお付き合いがダレてきてしまいます。

そのちょうどよい期間が3ヶ月なのです。
そのためには、この3ヶ月を有意義に過ごすことが重要なので、担当仲人のアドバイスを貰いながら、密度の濃いお付き合いをするようにしましょう。

まとめ:結婚相談所で付き合いはじめたら3ヶ月以内に真剣交際に進むかを決めよう!

ここまで、結婚相談所に入会してから結婚を前提としたお付き合いに進むまでのステップや仮交際を始めたらやっておくべきポイント、成婚退会に進むまでの期間についてみてきました。

結婚相談所に入会して、お見合いが成立してお互いに好意をもてれば、そこからすぐにお付き合いが始められます。
その期間は、早い人もいれば遅い人もいるので一概にどのくらいとは言えません。
しかし、お付き合いが始まったら仮交際、真剣交際を含め約3ヶ月ほどでお相手と成婚退会するのがルールになります。

結婚相談所によって、期間の違いはありますが3ヶ月から6ヶ月が成婚退会までの目安になります。この期間は、お互いに慣れていないこともあり、うまくお付き合いが進まないケースが多いでしょう。

そのようなときには、ご自身の担当仲人にアドバイスを貰いながら、次のステップに進むのがもっとも効率的です。

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