結婚相談所には大きく分けて「データマッチング型」と「仲人型」があります。
それぞれ、特徴やシステムは大きく異なります。では、成婚するにはどちらが良いのでしょうか。
一般的には、データマッチング型の結婚相談所は、恋愛に慣れた人向けと言われているようです。
この記事では、「データマッチング型と仲人型の違い」、「データマッチング型のメリット・デメリット」、「データマッチング型結婚相談所の活動の流れ」「データマッチング型が向いている人の特徴」などについてみていきます。
結婚相談所型の種類
結婚相談所には大きく分けて2つの種類があります。まず「データマッチング型」もう一つが「仲人型」です。では、この2つの結婚相談所にはどのような特徴があるのでしょうか。
それぞれ、詳しくみていきます。
データマッチング型
データマッチング型の結婚相談所とは、結婚相談所のシステムを使って相手を検索し、条件に合った人にお見合いを申し込むものです。
データマッチング型の特徴は、仲人やカウンセラーが付かず、自分だけでお相手への申し込みから、お見合い、そして交際までを行うことです。この点が、次に説明する「仲人型」と大きく異なる点です。
仲人型
一方、仲人型の結婚相談所では、あなたに担当の仲人やカウンセラーが付いて、プロフィールから、婚活プランの作成、お相手の紹介などすべてを担当者が行います。
そのため、データマッチング型と違い、自分で相手を探さなくても担当仲人があなたに合ったお相手を紹介してくれ、お見合いの場所や時間を調整したり、交際に進んだ後も交際の仕方や会話術などのアドバイスをしてくれます。
このように、データマッチング型と仲人型は同じ結婚相談所でもサービスの内容はまったく異なるといってもいいでしょう。
データマッチング型結婚相談所と仲人型結婚相談所の違い
データマッチング型と仲人型結婚相談所の大きな違いは、データマッチング型がすべて自分1人で婚活をするのに対し、仲人型は仲人が常に会員と二人三脚で婚活をすることです。}
それぞれに、メリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとは言えません。
しかし、データマッチング型をおすすめするのは、ある程度、恋愛経験があり自分1人でも婚活を進められるバイタリティーのある人だけです。
恋愛経験が少なく、性格的にも引っ込み思案な人は、自ら進んでお相手に申し込みをしたり、交際に進んだりするのは困難です。その場合は、仲人型の結婚相談所を選ぶようにしましょう。
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データマッチング型結婚相談所のメリット
データマッチング型の結婚相談所の特徴は、仲人が付かないため仲人型よりも価格が安く、自分のペースで婚活を進められることです。
また、出会うチャンスも多いこともデータマッチング型のメリットといえるでしょう。ここでは、以下のデータマッチング型の結婚相談所のメリットについてそれぞれ詳しくみていきます。
・出会うチャンスが多い
・自分のペースで婚活ができる
・費用が安い
出会うチャンスが多い
データマッチング型のメリットは、多くの連盟に加盟している結婚相談所が多いため仲人型よりも、多くの会員に出会うチャンスが多いことです。
一般的に、仲人型の結婚相談所は、1つの連盟にしか加盟していないことが多く、そのためデータマッチングに比べ出会える会員の数は限られてしまいます。しかし、データマッチング型の結婚相談所の多くは複数の連盟に加盟しているため登録している会員数が多く、選択肢が広がります。
自分のペースで婚活ができる
データマッチング型は仲人が付かないため、自分で婚活プランを立てることが可能です。例えば、仕事が忙しい時期はお見合いを避け、閑散期のみ婚活をするとか、婚活のペースを自分の気分で決めることができます。
しかし、すべて自分次第になるため、人によっては一向にお見合いが組めないという人も多いようです。
費用が安い
結婚相談所の費用を高く押し上げているのは、何といっても人件費です。データマッチング型であれば、パソコンに繋ぐシステムだけで済むので人件費を低コストに抑えることが可能です。そのため、入会金、月会費、成婚料といった費用面では、仲人型よりもかなり低コストで活動ができます。
ただし、プロフィール作成からお見合い申し込み、交際、成婚まですべて自分だけの力で進めなければならず、恋愛経験がある程度ないと成婚までたどり着くのは困難です。
データマッチング型結婚相談所のデメリット
一方、データマッチング型にもデメリットがあります。ここでは、以下のデメリットについて具体的に解説します。
- 入会条件が厳しい場合も…
- カウンセラーからのアドバイスはもらえない
- 条件が低いとマッチングしずらい
入会条件が厳しい場合も…
結婚相談所に入会する場合、入会条件を満たしている必要があります。一般的にデータマッチング型の結婚相談所は、仲人型の結婚相談所よりも入会条件が厳しい傾向があります。
その理由は、入会しても条件が低いとお見合いが組めないため、あらかじめ「年収」「学歴」などを高めに設定している結婚相談所が多いためです。
つまり、データマッチング型の結婚相談所に入会したくても、規定の条件に合わずに入会できない可能性があるということです。
カウンセラーからのアドバイスはもらえない
繰り返しになりますが、データマッチング型の結婚相談所では、あなたに専属のカウンセラーがつきません。そのため、婚活を行うなかで「誰かに相談したい」と思ってもすべて自分で解決しなければなりません。
婚活は、イレギュラーの連続のため、どうしても誰かの助けを受けたいものです。データマッチング型を選んでしまうと、アドバイスを受けたいときに誰にも助けを求められません。
条件が低いとマッチングしずらい
仲人型であれば、あなたにマッチしそうな会員に仲人同士で話し合い、紹介してくれることがよくあります。必ずしも相手の望む条件でなくても、そのような形で紹介してもらうことができます。
しかし、データマッチング型の結婚相談所の場合は、システムで条件を入力して検索するため、少しでも条件に合わないと相手のシステムに表示されることはありません。
そのため、条件が低いとお見合いを組むことも厳しく、マッチングしづらくなります。
データマッチング型結婚相談所の活動の流れ
では、データマッチング型の結婚相談所では、どのような流れで、入会から成婚退会に至るのでしょうか。ここでは、データマッチング型の活動の流れについて詳しくみていきましょう。
プロフィールの作成
データマッチング型の結婚相談所に入会したら、まず、自分自身でプロフィールを作成します。プロフィール写真や自己紹介、趣味、結婚観の他に、学齢、年収、職業などをプロフィールに入力して結婚相談所に提出します。
結婚相談所の方で確認が取れ次第、すべての会員に公開されます。
プロフィールは、婚活でももっとも重要なものです。特に写真の善し悪し、自己紹介の書き方1つで相手に与える印象は変わってしまいます。
データマッチング型では、担当カウンセラーがつかないため自分で考えてプロフィールを作成する必要があります。
システムでお相手に申し込みをする
プロフィールが公開されたら、自分から希望するお相手の条件を検索し申し込みをします。
条件は、年収でも職業でも年齢でもかまいません。もちろん、複数の条件を掛け合わせて希望の相手を検索することもできます。
しかし、あまり多くのフィルターをかけてしまうと希望の相手の数はぐんと減ってしまうため、できるだけ最低限の条件で検索するようにしましょう。
結婚は相性ですから、スペックだけにこだわる必要はありません。まずは会うことからスタートします。
お見合い
お相手にお見合い申し込みをして、相手も会ってみたいとなったら、晴れてお見合いが成立します。お見合いが成立した際には、まずホテルのラウンジや静かな喫茶店などの場所を決めて、相手の希望の日時の候補をいくつか出してもらいましょう。その中で、調整してお互いの希望があう日時にお見合いをします。
基本的には、データマッチング型の場合には会員が自らお見合い場所や日時の調整をします。お見合い終了後、次にまた会ってみたいかどうかを、結婚相談所に連絡し、お相手も、もう一度会いたいとなれば仮交際に進むことができます。
仮交際から真剣交際
仮交際でお相手のことを知っていく中で、この人とならと思えるようであれば、結婚を前提とした真剣交際に移ります。
真剣交際では、お互いの結婚観の擦り合わせや、子どもが何人欲しいか、家は持ち家がいいか賃貸か?などを決め、プロポーズで2人の気持ちが同じであれば、最終的にお互いの両親に結婚の報告まで行います。
成婚退会
お互いの両親への結婚報告が終わったら、いよいよ成婚退会になります。ただ、成婚の定義は結婚相談所ごとに異なるため、プロポーズしたときが成婚と見なすのか、両親への報告をしたときが成婚と見なすのかなどをあらかじめ、結婚相談所に確認しておきましょう。
データマッチング型結婚相談所に向いている人
では、データマッチング型結婚相談所に向いているのはどのような人でしょうか。ここでは、データマッチング型に向いている人の特徴を紹介します。
恋愛経験があり自分のペースで婚活したい人
データマッチング型結婚相談所に向いている人は、恋愛経験がある程度あり、異性とのやり取りになれている人です。
データマッチング型では、担当仲人が付かないためプロフィールの作成から、お見合い申し込み、会場の手配から交際へのステップまですべて自分自身で行わなければなりません。
そのため、恋愛経験が少なく異性とのやり取りに慣れていない人だと、なかなか婚活が進みません。
異性と気兼ねなく会話ができ、行動力がある人であればデータマッチング型でも成婚が目指せます。
自分1人で婚活を進められる自信がある人
婚活にはかなりのエネルギーが必要です。お相手選びから、申し込み、そしてお見合い日の調整など、仕事をしながら婚活を進めるのは思った以上に大変な作業です。
これを1人でこなさなければならないのが、データマッチング型の特徴です。
たしかに、料金は仲人型より安価ですが、このように面倒な作業をすべて自分で行う必要があるので、本当にその時間とエネルギーが自分にあるのかをよく考えてから入会するようにしましょう。
データマッチング型と仲人型のメリットを取り入れた結婚相談所
ここまで、データマッチング型結婚相談所の特徴やメリット・デメリットについてみてきましたが、料金は安いですが、恋愛に不慣れな方にはなかなか敷居の高いことがおわかりいただけたかと思います。
しかし、仲人型ですべてお任せというのも自分には合わないという人もいるでしょう。
実は、データマッチング型と仲人型の両方の良いところを併せ持った「ハイブリッド型」という結婚相談所があります。
ハイブリッド型は、自分で好きな時間にシステムを使ってお相手を探したり、仲人型のように担当仲人が付くので、担当仲人に希望の条件を話して、お相手を紹介してもらったりすることができます。
まさに、それぞれの良いところ取りと言えるでしょう。
データマッチング型にしようか仲人型にしようか迷っているなら、ぜひ「ハイブリッド型」の結婚相談所の無料相談を受けてみるとよいでしょう。
まとめ自分に合った結婚相談所を選ぼう
ここまで、「データマッチング型と仲人型の違い」、「データマッチング型のメリット・デメリット」、「データマッチング型結婚相談所の活動の流れ」「データマッチング型が向いている人の特徴」などについてみてきました。
データマッチング型の結婚相談所は、費用が安いため入会する人も多いようです。たしかに、恋愛経験が豊富ですべて自分でお見合いから交際までできる人であれば、データマッチング型を選ぶメリットは多いでしょう。
しかし、そもそも異性とのやり取りが苦手で恋愛経験も少ない場合、1人で婚活を進めても途中で挫折してしまうことも少なくありません。
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